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夏の甲子園、浦添商業が見事初戦を突破した試合振り返ってみましょう。春夏を通して初出場の福岡飯塚との対戦でしたが、浦商のいいところがたくさん出た試合でした。

棚原記者「11年ぶりの夏の甲子園、初戦に挑む浦商ナイン。熱い熱い甲子園で、熱いプレーが炸裂します」

この試合、初回から両チームのピッチャーの良さが光ります。先攻は浦添商業、先頭バッターは山城選手。センターへいい当たりでしたが・・・。2番セーフティーバントを試みますが・・・。そして3番、ピッチャーの伊波選手は・・・。

実況「ピッチャーゴロ。立ち上がり順調です」

その裏、浦商の先発はエース伊波選手。伊波選手もすばらしい立ち上がりを見せます。飯塚の先頭バッター、金選手はセカンドゴロ、そして今村選手はファーストゴロ、3番キャプテンの伊藤選手も。

実況「3つ全て内野ゴロ」

試合は投手戦になるかと思われた2回、飯塚の攻撃。この回先頭の4番バッター今塩屋選手がレフト前にヒットで出塁。そしてすかさず盗塁を試みます。浦商にとってはアンラッキー。これでノーアウト2塁。そしてしっかり3塁へ送り、最大のピンチかと思われたところでキャッチャーがボールを後逸。浦商、ピンチを凌ぎました。

実況「本塁突入は許しませんでした」

ピンチの後にはチャンスあり。先制したのは浦商でした。3回、8番嘉陽選手が相手エラーで出塁すると、ラストバッターの上地選手が2塁へ送って2アウトながら2塁。ここで、打順はトップに返って山城選手。

実況「抜ける。2塁ランナー、3塁を蹴った。ホームは?ボールは帰ってこない。チーム発ヒットが先制点になりました。やはりキーマン山城がタイムリーを放っていきました」

なおも2アウトランナー1塁3塁で、バッターはピッチャー伊波選手。

実況「1塁ランナーがスタートする。抜ける。3連打。2点目が入りました」

その後、浦商は再三ピンチを迎えますが、堅い守りで飯塚に得点を与えません。

そして再び得点のチャンスを迎えた5回。1アウトからラストバッターの上地選手のこの当たり。

実況「頭上を越えていく。長打になります。一気に3塁へ行きました」

そして先制点を上げた山城選手。

実況「セーフティスクイズ。意表をつかれました。さすがです神谷監督!」

浦商3対0とリードを広げます。

さらに漢那選手にもライトの頭を超える3ベースが飛び出します。そしてピッチャー伊波選手のタイムリーで4点目。試合の主導権を握りました。

7回にも一挙3点を入れ、7対0とリードを広げた浦商。

結局、飯塚には8本のヒットを許したものの、得点を与えず迎えた最終回。2アウトランナーなし、バッターは4番今塩屋選手。

実況「セカンドフライ、つかんだ。3アウト、試合終了。投打に大活躍のマウンドでした!」

伊波投手「本当に大観衆の前で投げれたことは最高でした。先輩、後輩、同級生が応援してくれたので、最高。勝ちがプレゼントできてよかった。(Q:次はどんなピットングを?)バックを信じて、しっかり打たせて取るピッチングをしたい」

見事完封で初戦を突破した浦商。次の試合は大会9日目に西千葉代表の千葉経済大付属と対戦します。