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名護市の大浦湾でアオサンゴ群の調査を行ってきた自然保護団体のメンバーらが海域での基地建設を中止するべきだと訴えました。会見を開いたのは去年9月に発見された大浦湾のアオサンゴ群を3回に渡って調査してきた自然保護団体や大学の関係者です。

メンバーらはこれだけの規模のアオサンゴ群が生息するのは世界的にも珍しいと指摘。基地建設による影響を述べました。

国士舘大学文学部地理・環境専攻長谷川均教授は「恐らく現在の環境が大きく損なわれることは間違いないだろうと。生物の分布であるとか、生きようといいましょうか、生息数、その他、何らかの大きく変化が見られることは十分予想されると思います」と訴えました。

またメンバーらは『世界海洋生物種アセスメント』でアオサンゴが絶滅危惧種2類に評価されたことも報告し生物多様性の保全の為にも基地を作るべきではないと訴えました。