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センバツ甲子園は明日ついに沖縄尚学が初戦に挑みます。決戦を前に、チームはどんな表情だったのでしょうか?棚原記者のリポートです。

棚原記者「いよいよ明日、初戦を控えた沖縄尚学ナイン。最後の練習もまったく気負いはありません」

決戦を前に、守りを柱にする沖尚は守備練習から始まりました。

ところで、沖尚ナインのきょうの練習会場は夏の甲子園発祥の地、高校球児のルーツとも言える場所でした。

東浜巨選手「前日にこういう球場で練習が出来るというのはすごく縁があることなので、こういう縁を大切に、明日の初戦を勝ちにいきたいです」

比嘉公也監督「多くの先輩方の努力を感じて、きょうこの球場で練習が出来たら、おのずといい練習が出来ると思う」

明日、先発が予想される大会屈指の右腕、エース東浜選手は最速146キロのストレートに加え、スライダーやツーシームの変化球にも切れが増してきていて、万全の体制です。

比嘉監督「そう!球速にこだわらず」

東浜選手「今、上り調子で、すごく明日の初戦が楽しみです」

また、明日は、先頭バッターやクリーンナップの活躍はもちろんですが、2番でライトの伊志嶺大地選手や、ラストバッターでサードの高甫栄輝選手のバッティングも試合をわけるポイントになりそうです。

伊志嶺選手「自分も目標にしてきた甲子園だったので、思う存分、思い切ってプレーしたいと思います」

比嘉監督「感覚的なものを確認をしてあがる。いいですか?集中して」

明日のテーマは「自然体」と話す比嘉監督。若き名将の甲子園での初采配も楽しみです。

沖縄尚学の初戦は明日の第3試合(午後2時開始予定)、福島の聖光学院と対戦します。