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高校の歴史教科書で、集団自決の記述が書き換えられたのは文部科学省の違法な介入があったためだとして、愛媛県の市民団体が7日、国などを相手に検定意見の取り消しなどを求める訴えを起こしました。

松山地裁に提訴したのは、愛媛県の市民団体「えひめ教科書裁判を支える会」のメンバーなど151人です。

原告らは、2007年3月の教科書検定で、集団自決の記述から日本軍の強制の文言が修正されたのは文科省の違法な介入があったためだとして、国などに検定意見の取り消しを求めています。

教科書の集団自決の記述を巡って裁判が起こされたのは、全国で初めてです。