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ソーキそば、足てぃびち、中身汁など、沖縄にとって豚は、食文化から言っても切っても切れない関わりがあります。

きょうのうちな〜ムーンは、昔から豚と沖縄の関わりが深かった事を示すエピソードからうまれた置物です。

かつては、敷地内に豚を飼っていた家庭も多く、沖縄の人にとって豚は昔から身近な家畜です。

糸満市の喫茶店の経営者も「豚」を愛してやまないひとり。その思いは「豚の置物」になりました。

飛豚「ボク名前は『とんとん』、飛ぶ豚と書くんだ。だから、ほら羽だって付いているんだよ」

とんとんの生みの親、泉川由美子さん。喫茶店の庭先が工房です。

泉川由美子さん「顔の丸をつくるときがすごく気を使う」

小首をかしげ、にっこり笑うとんとん。ただ、かわいいだけではありません。「豚」である事や「羽」がついている事にはちゃんと意味があるのです。

『おばあが子どもだった頃、屋敷の中に豚を飼っているうちはたくさんあってさ。おうちの人が外から帰ってきたら、豚をたたいてひと鳴きさせて、連れてきた悪い気を追い払って、うちに入ったわけさ』

泉川由美子さん「その伝統を残したいと思って。シーサーは形があるから残るけど、豚の話は形がないと伝えられない」

以前、羽の生えた豚は幸運を招くという話を聞いていた泉川さんは羽をつけて、オリジナルの豚の置物「とんとん」を誕生させました。

消えかかっている沖縄の風習を伝え残したいという思いが認められ、「とんとん」は去年の県の発明くふう展で優秀賞を受賞しました。

飛豚「豚の名にかけて、これからも仕事ができるかわいい『豚』として頑張るぶひーっ」

とんとんはトイレに飾りたいと買い求める人が多いようですが、最近では、養豚場の経営者からも事務所に飾りたいと問い合わせがあるらしいですよ。活躍の場が増えるといいですね。