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2008年度の教員採用試験を巡り、配点ミスなどが相次いだ問題で、県教育委員会は試験担当者など、関係者16人を処分しました。

この問題は2008年度の教員候補者選考の一次試験で、本来50点の得点が5点と数えられたり、7教科11問について正しい答えが間違って示されていたものです。

これを受けて仲村守和教育長は25日に会見を開き、「職務に対する認識の甘さや前例の踏襲主義があった」と謝罪しました。その上で自らを監督不十分として給料の10分の1を3ヶ月自主返納し、その他にも義務教育課の試験担当者など15人を減給の懲戒処分や厳重注意としました。

仲村教育長は問題の再発防止策として、試験担当者を複数配置して業務を分割することや試験問題を作成する際の事務手続きをマニュアル化することなどを挙げています。