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琉球舞踊家、佐藤太圭子さんがこれまでに出合った様々な人から送られた品々を展示した「私の宝物展」が那覇市で開かれています。

琉球舞踊の第一人者の佐藤さんは、那覇市に道場をひらいて2007年で45周年。これを記念して開いた「私の宝物展」には母・春子さんが作った一歳の晴れ着をはじめ、師・島袋光裕さんから譲り受けた扇子、舞台衣装など、思い出の品・およそ60点が展示されています。

なかでも、佐藤さんが高校生の頃、舞踊を続けるかどうか迷っていたときに背中を押してくれたという手漉き和紙作家で人間国宝の安部榮四郎さんが、佐藤さんが道場を開くときに送ってくれた作品は特に思い出深いものだということです。

佐藤さんは「多くの人との出会いが今の私を支えている。今後も精進していきたい」と話していました。