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シリーズでお伝えしている2007沖縄「今年はこんな年でした」。きょうはスポーツです。

今年も見るものに沢山の感動を与えてくれたアスリート達ですが、特にプロが何かと話題を集めたようです。

20歳の決意を語る女子プロゴルフの諸見里しのぶ。

諸見里しのぶ選手「今からはゴルファーとしても、女性としてもスタートだと・・・」

地元・名護での成人式で艶やかな振袖姿を披露。飛躍の年を誓って挑んだ国内開幕戦・ダイキンオーキッドだったが、何とまさかの予選落ち・・・。涙で頬を濡らした。しかし、この屈辱をバネに、9月の日本女子オープンでは、国内メジャー初制覇を達成!流した涙はもちろん嬉し涙だった。

宮里藍選手「指笛が鳴ると懐かしい感じがして、どんな時でもがんばりたいと思えたので、沖縄は良いなと思いましたね」

2年ぶりに故郷に舞い戻ったヒロイン・宮里藍選手を一目見ようと、最終日には過去最多1万4千人近いギャラリーが押し寄せた。この試合、結局4位に終わった藍選手だったが、今シーズンのアメリカツアーでは3度目の自己ベスト3位に入るなど活躍した。

ヒルマン監督「1,2,3!信じられな〜い」

2月、名護で行われた日ハムの優勝パレード。集まったファンは、市の人口のおよそ4分の1にあたる1万5000人。球団も驚くフレンドリーなパレードは、選手にとっては想定外のハプニング。しかしファンは・・・。

ファン「パレード最高ですよ」「ダルビッシュ見ました!男前でした」

合わせて20万人以上のファンで賑わった今年のプロ野球・沖縄キャンプ。来年は、大嶺祐太投手のいる千葉ロッテマリーンズの石垣キャンプが加わり、史上最多の9チームがキャンプインする!

伊志嶺監督「ワクワク、ドキドキだね〜。正直」

八重山商工・石嶺監督がワクワクドキドキしたのは、教え子のプロ1軍初先発!この孫の晴れ姿を故郷・石垣のおじいとおばあも、自宅の仏壇に手を合わせながら見守った。

さて、キャンプと言えば、こんな人も。

実近記者「あれが早稲田のハンカチ王子こと斉藤佑樹投手です。キャンプ初日は女性ファンを中心に、何と1000人が集まり、青いハンカチではなく黄色い声援が送られました」

サッカーJFL、2年目のFC琉球にとって今年は厳しい一年だった。吉澤英生新監督率いる今シーズンだったが、かみ合わない試合が続き、最終順位は18チーム中17位。昨シーズンより順位を下げた。

この結果を受け、フロントは監督を解任。さらに選手も引退・退団・移籍満了などで、全27人のうち18人がチームを去り、残ったのは9人だけ。果たして来シーズンの行方は・・・。

田場裕也選手「今後は沖縄から常に(日本リーグで)優勝できるチームを作りたいと思ってますし」

今年4月、本格始動したばかりのFC琉球ハンドボールが11月、独立して新たなスタートを切った。来年の日本リーグ加盟を目指すため、選手件GMの田場裕也が決断!新チーム「琉球CORAZON(コラソン)」の設立を発表した。

栽弘義さん「まあ、良い子ども達に恵まれてね、常に優勝を狙えるチームにあったから、負けた時のショックはみんな一緒でね、非常に悔しいとか、いろんな思い出がありますよね」

沖縄の高校野球を全国レベルまで押し上げた元沖縄水産高校監督・栽弘義さんが亡くなった。春夏合わせ甲子園に19度も球児達を導いた。

栽弘義さん「とにかく野球とは一生関わりたいんで、道半ばだとまだ思ってますけど」

実況「試合終了!〜3170人の高校球児の思いは興南高校にたくされました!!」

今年の夏、大会史上初の引き分け再試合となる大激戦を制し、県代表に輝いたのは興南高校。24年ぶりの古豪復活が話題を呼んだ。甲子園では、初戦の岡山理大附を粘りの野球で破り、2回戦まで進出した

来年春のセンバツ出場をかけ挑んだ秋の九州大会。沖縄尚学が快進撃を展開した。九州ナンバーワンエースとして注目を集めた東浜巨投手を擁し、準優勝!センバツ出場は確実、来年1月の選考会で正式発表となる!

浦城小6年2組「優勝!優勝!オゥー!」

今年で12回目を迎え、過去最多65チームがエントリーした30人31脚沖縄大会!今年も小学生の熱い走りに感動が広がった。決勝は去年と同じく同校対決。浦城小学校の6年2組が5組を退けた。勝った6年2組は11月の全国大会で、2年連続準優勝の快挙を達成している。

沖縄で初めて誕生したプロバスケチーム「琉球ゴールデンキングス」。県出身の澤岻直人選手や金城茂之選手など、県勢の活躍に加え2mを超える外国人選手などのプロの技が間近で見られるとあって、今年後半の話題をさらった。

観客「凄かった」「楽しかった」「初めて身近で見て、とても楽しかったです」

澤岻直人選手「僕をはじめ、まだみんな若いので、まだやらなければならないこと、経験しなければならないことがあると思うので、これからだと思います」

ところで、チームは今シーズン44試合中14試合を消化して、3勝11敗のリーグ最下位。しかし、シーズンはまだ始まったばかりだ!

バスケットもサッカーも結果出るのは、来年ですが、またまた話題になるのは間違いないようです。