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猪に似たクビワペッカリーという動物の赤ちゃんがワンちゃんに育てられていた話題。半年ほど前に紹介しましたが、あの親子は今、どうなっているんでしょうか。

お乳を吸っている猪に似たクビワペッカリーの赤ちゃん「ビビ」は今年5月に誕生しました。そのお母さんがこちらのワンちゃん、ミニチュアダックスフンドの「チョコラ」です。

ネオパークオキナワ・松田優美さん「たまたま想像妊娠していて、お乳が出るようになって」

周りで子育てするワンちゃんに刺激されたためか、お乳が出るようになったチョコラがビビのお母さん代わりとして、愛情たっぷり注ぎ、面倒を見ていました。

もともとクビワペッカリーという動物は、集団で生活をする習性を持っています。そのため飼育係が一度はビビを群れに戻してあげようと試みたのですが、威嚇され、残念ながら受け入れてもらえませんでした。

『あれから半年、あの二匹の親子は一体どうなっているんでしょうか?』

いました!ワンちゃんよりも倍以上に大きくなったビビ。動きも鈍くなっていますが、今も変わらずチョコラに寄り添いながら甘えています。

子ども「うりぼうが籠に入っている。可愛いね。赤ちゃんうりぼうもいる」

あれ?よく見るとチョコラとビビの他にも、もう一匹クビワペッカリーの赤ちゃんがいます。

ネオパークオキナワ・宮島和彦専務「この犬はやっぱり母性本能が強いんでしょうね。いろいろと面倒を見てくれて、助かっているところです」

実は、10月にビビと同じ境遇ののクビワペッカリーの赤ちゃんが誕生し、この赤ちゃんもチョコラが育てているのです。

前回のようにもうお乳は出ませんが、クビワペッカリーの赤ちゃんがおしっこをしてしまうと・・・。このようにちゃんと後始末をするチョコラです。

深い絆で結ばれているように見える3匹の家族。ビビが乳離れをしたかと思うと、もう一匹手のかかる赤ちゃんの登場で、チョコラの子育て奮闘記、まだまだ続きそうです。

ほほえましい光景でした。メスのビビちゃんは弟にお母さんをとられた形で、ちょっとやきもちを焼くときもあるそうです。群れに戻れないという話でしたが、親子3人で当分は楽しめそうです。