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きょうお伝えする予定だった30人31脚沖縄県大会ですが、雨のため延期となり、今週土曜日に仕切りなおしとなっています。

では、スポーツ。まずはバスケの全国大会出場をかけ、昨日行われた県大会の決勝戦です!

大勢のバスケットファン注目の中、行われた全沖縄高校選手権大会。男子決勝は、2年ぶり2回目の優勝を目指す美来工科と、実に21年ぶりの優勝を目指す興南との間で争われました。

試合は序盤第1Q、美来工科が押し気味に展開します。

しかし対する興南は、今年の夏のインターハイでも県代表として全国大会に出場し、県勢7年ぶりのベスト8に進出するなど、勢いに乗っているチーム。

リング下でのリバウンドの制空権を支配すると、徐々に試合の流れを引き寄せます。

続く第2Qで、ついに同点に追いついた興南は、10番玉城選手や、8番金城幹矢選手の活躍で、じりじりと美来工科との差を広げます。

第3Qからは、中学時代に全国制覇の経験を持つ6番でキャプテンの身長183センチ金城徹選手や、7番當山選手らを中心に、持ち前の速さと高さを活かしたバスケットを展開。

終盤、興南は美来工科に付け入る隙を与えず、実力を見せつけ92対65。県大会21年ぶり5回目の優勝を飾り、古豪復活をアピールしました。

一方、女子決勝は宿命のライバル校、西原ー糸満。ここ数年、常に県大会の頂点を争ってきた2チームです。

序盤からリードを奪った西原が、ディフェンスではゾーンプレスを敷いて糸満の動きを封じます。また、オフェンスでは、外からのシュートに加え、積極的に切り込んでいく多彩な攻めも展開。

結局、105対71で西原が大差をつけ勝利。大会3連覇を果たしました。

勝った両チームは、12月24日から東京で行われる全国大会「ウインターカップ」に県代表として出場します。

続いて、九州大会への出場を目指し、先週土曜日に幕を開けた県秋季高校野球大会です。

選手宣誓・沖縄高専平安名啓介主将「感謝の気持ちを白球に込め、高校球児らしく最後の一球まで全力でプレーする事を誓います」

春の甲子園に繋がる県高校野球秋季大会が先週土曜日に開幕。開会式では去年の覇者・八重山商工を先頭に、今大会の第1シードの中部商業や夏の甲子園に出場した興南など、離島を除く55校が堂々の入場行進。上位2チームに与えられる九州大会出場を目指して健闘を誓い合いました。

連覇を狙う八重山商工は大会初日に向陽と対戦!八重山商工の先発マウンドに上がったのはエースナンバーを背負う波平浩太選手!

波平選手は先月の県外遠征で、全国の強豪チーム相手に15試合に登板し、そのうち10試合で完投するなど、調子は上々!

この日もコーナーを丁寧につくピッチングで、6回を投げて被安打3、無四球無失点の安定したピッチングを披露しました。

すると打線も制球に苦しむ相手投手陣を攻め立て、9安打を放つなど、八重山商工が9対2の7回コールドで2回戦に駒を進めました。

なお、昨日の大会は雨のため日程が変わりました。変更とこれまでの結果は下記の通りです。

9月8日(土)
[北谷公園野球場]
具志川 5対4 八重山農(延長11回サヨナラ)
那覇工 0対4 嘉手納
[西崎球場]
八商工 9対2 向陽(7回コールド)
[浦添市民球場]
首里 10対7 豊見城南
開邦 1対8 豊見城(7回コールド)

9月9日(日)雨のため全試合順延

9月10日(月)
[西崎球場]
首里東 3対0 翔南

9月13日(木)
[西崎球場]
12時 〜 小禄 対 興南
14時半〜 読谷 対 西原

9月14日(金)
[沖縄市野球場]
12時 〜 名護 対 宜野湾
14時半〜 北農 対 南農

9月19日(水)
[沖縄市野球場]
14時 〜 中農 対 美来工科