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那覇空港周辺の航空機騒音が環境基準を上回っているため、県は国土交通省に航空機騒音の軽減を求めました。

県は1983年から毎年、民間機と自衛隊機が共同使用する那覇空港の周辺4地点で航空機の騒音を調査。去年1年間の測定結果がまとまったため、国土交通省に要請しました。

国土交通省大阪航空局那覇空港事務所を訪れた県の知念健次文化環境部長は、測定した4か所のうち、豊見城市与根地区では環境基準値のうるささ指数が73.5、那覇市具志地区で70.6と、基準値70を超えていると説明。ピーク時には与根と具志で毎月90デシベル以上を記録し、周辺地域の生活環境への影響が懸念されると、騒音の軽減を求めました。

これに対して、岡本徳光総務部長は「低騒音の航空機の導入を航空会社に求めることや周辺の住宅などへの防音対策を講じたい」と答えました。