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28日未明、嘉手納基地からF-15戦闘機が離陸し、周辺地域が爆音に包まれた問題で、嘉手納町議会の基地対策特別委員会は、9月5日からの定例会で抗議決議を採択する方針を決めました。

この問題は、28日午前4時40分ごろ、嘉手納基地からF-15戦闘機4機と空中給油機1機がアメリカ本国に向け相次いで離陸し、嘉手納町で最大104.3デシベルの爆音が記録されたものです。

29日に緊急に開かれた基地対策特別委員会では、今回の事態は特に旧盆の最中の無神経な行為で、騒音のレベルは我慢の限界だなど、アメリカ軍を批判する声が相次ぎました。そして、9月5日からの定例会で抗議決議案を提出することを確認しました。

田仲康栄委員長は「住民に被害を与えるようなことは絶対に許されないという気持ちを彼らに持って持ってもらい、さもなければ基地運営というものが難しくなるということを強く訴えていきたい」と語りました。

この問題では、嘉手納基地を抱える3つの市と町で構成する三連協も29日午前、アメリカ軍に抗議の文書を送付しています。