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沖縄国際大学にアメリカ軍のヘリが墜落した事故で、那覇地検は9日、氏名不詳のまま書類送検されていたアメリカ兵4人を不起訴処分とする方針を固めました。

不起訴処分が固まったのは普天間基地所属の2等軍曹2人と伍長2人のあわせて4人で、整備不良によってヘリを墜落させた航空危険行為処罰法違反の容疑で、氏名不詳のまま1日に書類送検されています。

那覇地検によりますと、氏名不詳のままでも起訴する例はあるが、今回の件は公務中の行為であり、第一次裁判権をアメリカ側が持つことが日米地位協定で定められ、既にアメリカ側が第一次裁判権を行使していると説明し、10日にも不起訴処分にするとしています。

事件はアメリカ軍の責任があいまいなまま収束することになります。