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年金や憲法改正問題などを争点とした参議院議員選挙がきょう公示され、沖縄選挙区には与野党2人が立候補しました。立候補したのは自民公認で公明が推薦する現職の西銘順志郎さんと、社民、社大、民主、共産などが推薦する前の参議院議員の糸数慶子さんの2人です。

西銘さんは、届出後、那覇市での第一声で、「仲井真県知事が県民や多くの皆さんにお約束したことは実現しなければならない」「国政が安定しないと出来ない。国政の安定なくして県政の発展なし」と訴えました。また、年金問題は自公政権が責任を持って解決すると強調。更に、那覇空港の沖合い展開を実現させる予算の獲得は与党でないとできないと支持を訴えました。

一方、糸数さんは届出後、那覇市での第一声で「安倍自公政権に対する『NO』という声を沖縄から突きつけていく。この矛盾をしっかり県民に訴えて、今の政治の流れをしっかり変えていく選挙と受け止めています」と訴えました。そして、労働組合や市民団体などおよそ300人の支援者を前に憲法改悪や基地問題、年金問題など矛盾に満ちた政権を沖縄から変えていこうと訴えました。

今回の参議院選挙は、年金問題や憲法改正などを争点に安倍政権の是非を問う重要な選挙として注目されます。投票は29日に行われ、即日開票されます。