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嘉手納基地で発生した燃料の流出事故を受けて、県は3日に2度目の立ち入り調査を行い、その結果を4日、発表しました。漏れた燃料は深さ4メートルまで達していました。

県は3日に実施した2度目の立ち入り調査でも、土壌の採取や写真撮影などを再度求めましたが、アメリカ軍はこれを拒否。結局、目視による調査で確認できたものは、燃料がしみ込んだ土壌が基地内の別の場所に移されていることやタンク周辺でまだ油の臭いがしたことなどに留まりました。

また、アメリカ軍の説明で漏れ出した燃料は深さ4メートルに達していたことが分かりました。

アメリカ軍は汚染された大量の土壌を広げて天日にさらし、油の成分を蒸発させる方法で処理しているということです。

3日の県の立ち入り調査にも写真撮影の拒否など厳しく制限するアメリカ軍の対応に、県民の不信感は残ったままです。