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3月に実施された全国の発電施設の点検で、設備の設置に関する確認申請漏れが明らかになった沖縄電力が県に謝罪しました。

県土木建築部を訪れた沖縄電力の佐久真章常務は、今回の調査で発電所の煙突設置に関する確認申請漏れが明らかになったことを認め謝罪し、確認申請漏れは法令の認識不足によるものであると説明しました。

建築基準法では高さ6メートル以上の煙突を設置する際は工事前に確認申請をすることが義務づけられていますが、沖縄電力は渡嘉敷島や粟国島など、離島の発電所7ヶ所で確認申請を怠っていました。

県土木建築部の首里勇治部長は「建築基準法に違反する行為であり極めて遺憾」と述べ、早急に安全性を確認し、県に報告するよう求めました。