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国が名護市辺野古の基地建設予定地で実施しようとしている環境アセスの事前調査に反対する集会が11日夜、那覇市内で開かれました。
この集会は、自然保護団体、『沖縄ジュゴン環境アセス監視団』が開いたもので、政府が環境アセスの前に独自で辺野古の海の気象やサンゴの生態を調べるのはアセス法違反だと指摘しています。
会では、まず沖縄リーフチェック研究会の安部真理子さんが辺野古近海に分布する多様なサンゴ類について説明し、政府が調査の対象としてサンゴの種類の一つであるミドリイシサンゴだけに注目していることはおかしいと疑問を示しました。そして参加者は事前調査は環境保護を目的とせず、基地を作るためのアリバイ的なものだとして中止させるべきだと改めて確認していました。