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老人ホームや保育所など、福祉関係の職場に就職を希望する人たちを対象にした合同面接会が宜野湾市で開かれました。

会場の沖縄コンベンションセンターでは、老人ホームや保育園、障害者施設など37の事業所がブースを設け、訪れた400人あまりの就職希望者と面接を行いました。

県内では失業率の高さが深刻な問題ですが、一方で、福祉の職場は労働条件が過酷なことから、慢性的な人手不足に悩まされているのが現状です。このため、きょうは1人でも2人でも、やる気のある人材を確保しようと離島からも採用担当者が参加し、訪れた就職希望者たちに仕事のやりがいなどをアピールしていました。

就職希望者の一人は「大変というのは知っているが、実際に仕事をして人と付き合っている中で楽しみを見出せたときに、この仕事を続けていけるのではないか」と話していました。

主催した県社会福祉協議会では、今後も福祉の仕事の魅力をアピールして人材の確保につとめたいと話していました。