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4月に行われる参議院補欠選挙に向け、自民党県連は昨夜、那覇市議会議員の島尻安伊子さんの推薦を決定しました。

参議院補欠選挙の候補者について、自民党県連の選考委員会は1月28日、島尻安伊子さんに決定しましたが、これに県議団が異論を唱えていたことから、6日夜、国会議員と県議団が協議しました。

この中で県議団は、島尻さんは党への貢献度が薄く、市町村議員の理解も得られないと、選考委員会の決定を批判しました。これに対し西銘県連会長は「党本部からも委員会の決定どおり島尻さんで戦ってほしいと言われている。選考委員会の決定を尊重してほしい」と説得し、2時間半あまりの話し合いの結果、県議団が了承しました。

一方、野党側は社民、社大、民主がすでに推薦を決めている連合沖縄会長の狩俣吉正さんが出馬する意向で、参院補選は島尻さんと狩俣さんの事実上の一騎打ちとなる見込みです。