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夫や恋人からの暴力、いわゆるDVについて関係機関が情報を交換する初めての連絡会議が開かれました。この連絡会議は県内のDVの現状や被害者対策について、2006年に県がまとめた基本計画に基づいて設置されたもので、保健所や司法機関などからおよそ30人が参加しました。

29日の初会合で、県文化環境部の伊佐嘉一郎部長は「関係機関が情報を共有し連携を図ることで、DVのない社会をつくりましょう」と挨拶しました。このあとDV被害者の窓口である県女性相談所や県警から県内の現状が報告されました。

2006年に県警に寄せられたDVに関する相談は329件で、被害者に対する接近禁止命令など強制力をともなった保護命令が出たケースは41件でした。事務局では今後も定期的に会議を開催し、連携してDV防止に取り組むことにしています。