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事故が起こったのはきのう午後4時過ぎでした。

目撃者「吊り上げていたものがふわっと浮き上がったんです。浮き上がってその瞬間ストンと落ちたんで・・ 」漁師さん「わ〜っとおもったらばーんとなって」

読谷村のトリイ通信施設を出たCH53E型ヘリコプターがワイヤーで車をつりさげて、渡名喜島近くの入砂島の射爆場へ運ぶ途中、その車が落下。落下地点は読谷村都屋漁港からわずか200メートル、漁船が行き交う航路上でした。

アメリカ海兵隊によると、離陸後に強い風を受けたため、乗員と機体の安全を確保するために車を落下させたということです。また落下した車は当初、外務省を通じて、重さおよそ3トンのハンヴィーと呼ばれる軍用車両と発表されましたが、海兵隊は小型のバンタイプの車両と説明しています。

アメリカ軍は、事故から一夜明けた今朝の干潮時間を待って、落とした車両を回収する予定でしたが、悪天候のため難航します。

この周辺ではこれまでにも度々、アメリカ軍のヘリコプターが車両を運ぶ様子が確認されていました。結局、きょうは天候が回復せず、車両の回収作業はあす以降に持ち越されることになりました。