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11月の県知事選挙で初当選した仲井真弘多新知事が11日朝、多くの県職員に迎えられて初登庁しました。

稲嶺前知事の後継者ということもあって、県庁1階の県民ホールは仲井真新知事を出迎える職員で埋め尽くされました。そして午前9時、仲井真新知事はにこやかな表情で県庁の玄関をくぐり、職員から激励の花束を受け取りました。

仲井真新知事は「大勢の職員、議員の皆さんにもお迎えいただき緊張もしてますが少しホッともしました。公約でたくさん申し上げたことをしっかり仕事しないといけないという感じ」と語りました。

このあと知事室で、おととい退任した牧野前副知事から重要事項の進捗状況などの資料を受け取り、地方自治法に基づく事務引継ぎを済ませました。

仲井真新知事は大勢の報道陣が待ち構える中、就任の記者会見に臨みました。

知事は、まず「責任の重大さを感じ身の引き締まる思い」と述べ、「稲嶺県政を継承発展させて沖縄を大発展させたい」と決意を示しました。

そして選挙戦中、普天間基地の3年以内の閉鎖を掲げたことについて「危険性の除去という観点から政府に対する要求目標だ」と答えましたが、具体的な対応策については「今後検討したい」と言及を避けました。

また、これより先に県の部局長との初の庁議に臨み、沖縄振興計画に沿った自らの14の政策を実現するため、職員の協力を求めました。