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辺野古沿岸部へのヘリ基地建設計画をまとめるため、久間防衛庁長官は12月4日にアメリカのローレス国防副次官と会談することを明らかにしました。

辺野古沿岸案の建設計画を作成するため、日米両政府は4日に東京で審議官級による協議会を開きます。これに関して久間防衛庁長官はきょうの閣議後の会見で「審議官級協議でもし意見が色々とぶつかっていれば、その内容等について聞いてみたいと思っている」と述べました。

建設計画の作成をめぐり現在、アメリカ側は緊急時に滑走路のどの方向からでも着陸できるよう双方向に進入灯を設置するよう求めています。一方、名護市など地元は進入灯の設置は双方向からの着陸を恒常化させ、住宅地上空の飛行を認めることにつながると強く反発しています。

政府には緊急時はやむをえないが、地元の反発を考慮し進入灯の設置には慎重論もあり、4日の会談が注目されます。