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財政再建が最大の争点です。現職に新人3人が挑む豊見城市長選挙はあさって告示され、超短期決戦に突入します。選挙戦の課題を追いました。

人口5万3000人を抱える豊見城市。県内の野菜の産地、那覇空港に隣接する立地条件を活かした産業の振興が期待されています。ところが税収の伸び悩みや国の三位一体改革による交付金の減少などで財政状況は厳しく、積み立てた基金を取り崩す状況が続いています。

あさって告示される市長選は、現職で3期目を目指す金城豊明さんに、いずれも市議会議員の大城勝永さんと照屋つぎ子さん、照屋眞勝さんが挑みます。新人3人とも政策に自主財源の確保を上げ、県内一高い国民健康保険税の軽減や介護保険料の引き下げ、障害者手当ての増額などを訴えています。

照屋つぎ子さん「高い国保税、どうしても皆が払いやすいようにしていく、そのことが一番大事なこと」

大城勝永さん「土地利用をしっかりしながら、財源を確保して福祉に充当します」

照屋眞勝さん「新たな財源を確保するためのプロジェクトチームをつくり、歳入増を図りたい」

これに対して金城さんは効率的な行財政運営や豊崎への企業誘致などを上げています。

金城豊明さん「成長力ナンバーワンを引き続き、舵取り役として」

行財政改革を誰に託すのか、豊見城市長選挙は今月15日に投票が行われます。