※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

今年5月にインドネシアジャワ島で発生した地震で、伝統的な染物バティックの生産地が壊滅的な被害を受けました。その救済のためバティックを展示販売し、収益金を復興にあてようという催しが那覇市内で開かれています。

バティックは紅型のルーツとも言われるインドネシアの染物で、地震によって甚大な被害を受けた生産地の復興を手助けしたいと、7月から那覇市内のNPOや沖縄インドネシア友好協会などが協力して、募金活動を行っています。

きのうから、那覇市内のNPOでその資金で購入したバティックの販売会が開かれていて、収益金は全て復興資金に充てられます。このバティック販売会は12月21日まで開かれています。

これまでに集めた募金ですでに30軒の仮設住宅やバティック工房が建てられていますが、復興にはまだまだ程遠く、琉球沖縄バティック基金では引き続き募金を募るとともに、販売会にも多くの人に足を運んでほしいと話していました。