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ひきこもりについて、社会全体がどう支援していくかを考えるフォーラムが那覇市で開かれました。

半年から数年にわたり、学校や職場など社会的な繋がりを自ら絶ってしまう、いわゆる「ひきこもり」は全国で160万人と推定されています。

フォーラムにはひここもりを抱える家族だけではなく、社会全体での支援を考えようと医療関係者や相談員など200人が集まりました。

この中で熊本大学の緒方明教授は「ひきこもりは精神的な疾患ではない。彼らが登校や就労にむけて歩きだせるような組織が必要」として、精神的なケアだけでなく、就労支援団体と連携した社会的ネットワークづくりを提案しました。

また、息子の引きこもりを経験した母親は、引きこもりを乗り越えたことで親子で強くなったとして「現実から目をそむけることなく、皆で頑張りましょう」と参加者にメッセージを送っていました。