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我慢の限界を超え、アメリカ軍に抗議です。戦闘機による昼夜を問わない騒音で生活が脅かされているとして、嘉手納町議会はきょう、抗議決議を行いました。

嘉手納基地で今月5日から3日間、有事を想定して地上爆発模擬装置を使った即応訓練が事前通告もなしに実施され、深夜のサイレンや爆発音、戦闘機の爆音などで住民を不安と恐怖に陥れました。

きょう開かれた嘉手納町の臨時議会で、田仲康栄議員が「爆音激化に抗議し、即応訓練全面禁止を求める意見書と抗議決議」を提案しました。

田仲議員「町民の生命、安全、財産はおびやかされ、平穏な生活は完全に破壊されている。米軍による町民無視の訓練の異常事態をわれわれは断じて許すことはできない」

即応訓練の全面禁止とF-15戦闘機の全面撤去などを求めた意見書と抗議決議は全会一致で可決され、午後には嘉手納基地司令官や那覇防衛施設局などに要請しました。