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きょうは旧暦の5月4日。「ユッカヌヒー」です。海の安全と大漁を祈る恒例のハーリー競争が南城市奥武島でにぎやかに行われました。

漁業の盛んな奥武島のハーリーは、島の繁栄と航海安全、大漁を祈願する行事としておよそ400年前から続く伝統の祭りです。午前9時、島の若者たちがサバニ船に乗り御願バーリーでハーリー競争がスタート、東と西に分かれて勝負を競いました。レースの中盤では、こぎ手が橋から勢いよく一斉に海に飛び込み、すぐ船に乗り込んで漕いでいくユニークな「流れ船」競争も行われました。

きょうはあいにくの雨模様でしたが、こぎ手たちの勇壮な櫂さばきに見物していた人々からは盛んな声援が送られていました。

ハーリー鉦が鳴ると梅雨が明けるとよく言われていますが、今年は旧暦のうるう年「ゆんじち」に当たるため時期がずれているんだそうです。