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在日アメリカ軍再編の最終報告を実施するため、政府はあす閣議決定を行う方針を決めました。

けさ、総理官邸では安倍官房長官や額賀防衛庁長官、麻生外務大臣ら関係閣僚が集まり、在日アメリカ軍再編を実施するための閣議決定について協議しました。

その結果、普天間基地の辺野古沿岸部への移設案を基本として早急に施設の建設計画を策定することなどを盛り込んだ政府原案に基づいてあすの閣議決定を決め、小泉総理もこれを了承しました。

額賀防衛庁長官「結果的に(小池・麻生)両大臣の意向をふまえて、原案通り関係閣僚会議としては理解をしていただいた」

一方、稲嶺知事は、政府の閣議決定案に沿岸案に反対し暫定へリポートを求める県の立場が示されていないことや、基地返還後の跡地利用対策や振興策などを盛り込んだ99年の閣議決定が白紙になるとの理由から、このままの閣議決定は受け入れられないとの方針を決めています。

稲嶺知事は全国知事会議などに出席するため今夜上京しますが、小泉総理との会談も予想され、政府の対応が注目されます。