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きのうから始まった太平洋・島サミットは全ての協議を終え、今後、より一層の関係性を強化するための「沖縄パートナーシップ」を構築するとした首脳共同宣言を発表し、閉幕しました。

17の国と地域の首脳らが参加した太平洋・島サミットは開発や環境問題などを協議し、課題解決のための支援強化の方向性を探ってきました。

首脳共同宣言では環境や保健、教育などの分野における持続可能な開発や防災・テロからの安全確保、人や文化の交流などについて支援することが記されました。また、日本が今後三年間で450億円規模の支援を行うことや人材育成、青少年の交流事業など、より一層の関係を強化するための「沖縄パートナーシップ」を構築するとした首脳共同宣言を発表し閉幕しました。


また、昨夜は小泉総理が各国の首脳を招いての晩餐会がひらかれました。

テーブルには県産の食材をふんだんに使ったメニューが並び、同時にステージでは沖縄芸能を紹介するイベントもひらかれました。各国首脳らは獅子舞やエイサーに手をたたきながら沖縄の文化を堪能していました。

小泉総理とサミットの共同議長をつとめたパプア・ニューギニアのソマレ首相は「沖縄には太平洋的な雰囲気があり、我々はリラックスした雰囲気でこの会議に臨んでいる」と感想を述べていました。