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絶滅危惧種のジュゴンを保護するため、日米の環境保護団体が辺野古の新基地建設の中止を求めていた裁判で、アメリカのサンフランシスコ地裁は訴えを棄却しました。

サンフランシスコ連邦地裁は1日付けの判決で、アメリカ国防総省の主張を全面的に認めました。

これまで、国防総省は辺野古の新基地建設がジュゴンに与える影響を考慮した手続きは十分だったと主張し、これに対して原告は原告や県などの利害関係者と協議していないと、手続きが不十分だと主張していました。

サンフランシスコ連邦地裁は、誰と協議するかを決める裁量は国防総省にあり、新基地建設が「ジュゴンに影響を与えない」とした国防総省の結論は妥当だったとの判断を示しました。