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続いてはQプラスリポート。沖縄の次世代のリーダーを発掘、育成するプロジェクト「琉球フロッグス」

笑いあり涙あり、ドラマあり。最終選考会の舞台裏にカメラが密着しました。

今年もこの季節がやってきた。

「シリコンバレーがどのようなビジョンを持って、どのような開発をしているか見たいんですよ!」

やるか!?やらないか!?人生はその2つ。井の中の蛙にならず、大海原へ飛び出そう。

「良き人生になるため経験として」

Qプラスリポート「Ryukyufrogs 第10期生」

次世代のリーダーを発掘、育成するプロジェクト「琉球フロッグス」世界最先端IT技術に触れる事ができる「シリコンバレー研修」その切符をかけた熱き戦いの幕が開けた。

この日は、8月にシリコンバレー研修へ行く選抜メンバーを決める1次選考会のグループ面接です。

今年で10年目を迎える琉球フロッグス。年々、若い世代の参加者が増えているといいます。

こちらは中学2年生の小嶺響平(こみねきょうへい)君です。

Qプラスリポート「Ryukyufrogs 第10期生」

小嶺響平君「この時期から将来、本格的にどうしたいのかなって自分で考えないといけない時期で、よき人生にするための経験としてRyukyufrogsに応募しました」

なんともしっかりした中学生。将来が楽しみです。今年、琉球フロッグスに応募があった学生は、77人。その中から、最終選考に進むのは20人です。

小嶺響平くん「毎回、Ryukyufrogsのイベントに参加するときは、刺激的なんですよ。絶対に受かりたいです」

山崎さん「年齢とか学年は全く関係ないと思っている。今年で10年目ですが、年齢とか学年とか全く関係ないと思っている同じ意識を持っている人たちが年代を超えて、混ざり合うというのが非常に大事」

果たして、どんな学生たちが最終選考にコマを進めてくるのでしょうか?

迎えた最終選考会。選ばれし20人の有志の中に小嶺くんの姿もありました。最終選考会は1泊2日の合宿スタイルで行われます。4人グループに分けられ、課題を決め最終日に面接官の前でプレゼンを行います。

Qプラスリポート「Ryukyufrogs 第10期生」

今回、小峰くんは小学生から大学生までのチームのリーダー。2日間ともにする仲間であり良きライバルでもあります。この日は、那覇市内のホテルで宿泊。

ロビーでは明日のプレゼンに向けて準備が行われていました。

小嶺くんチームはというと。みんなで相談して決めた課題に少し行き詰まっているようです。

山内可林さん「今なら変えるなら変えるでそこについてとことんやればいいじゃない。大丈夫?やるかやらないかどっちかだよね?どっちがいいかな?」

小嶺響平くん「じゃあ、変えますか!パソコン持ってきます」

急遽、課題を変更することに。

時刻は午後10時過ぎ。果たして明日のプレゼンまで間に合うのでしょうか!?

Qプラスリポート「Ryukyufrogs 第10期生」

小嶺響平くん「(Q昨日は何時までやっていた?)結局、12時過ぎぐらいまでやっていました、(Q見えた?)だいたい・・・ちょっとしたアイデアも既に出てきていてそこをあと短時間でどれだけ深掘りができるかです」

プレゼンまでは、あまり時間はありません。中身についてみんなで意見を交換し、仕上げていきます。そしていよいよプレゼンの時間。思いの丈をぶつけます。

小嶺響平くん「消費者にとっては特産品、商品を買うというのが優先であって、その過程にプログラミングがあるということ」

ある地域の特産物を通常よりも安く買うために、親子でプログラミングを行うというサービス。親子でプログラミングを行うことで、親子の距離も縮まり、プログラミング技術について学べ、、さらに特産物も安価で買える。一石三鳥のサービスというわけです。

Qプラスリポート「Ryukyufrogs 第10期生」

山崎さん「素晴らしいですね。楽しみながら親が自然とITを理解していく仕組みを作ったということですね」

中々の高評価です。そして全てのプレゼンが終わり、いよいよ合格発表です。

小嶺響平くん「受かってろうが、受かってなかろうがと言ってたけどやっぱ受かりたいしね」

果たして、小峰君の名前は呼ばれるのでしょうか!?

畑中さん「以上、琉球フロッグス10期生になります。おめでとうございます」

小峰君チームからの合格者はいませんでした。

小嶺響平くん「正直ショックですけど、今回この2日間だけじゃなくて一時も説明からも気づけたこと、学べたこと、それを生かして次、絶対に受かりたいです11期生。越してやるんで覚悟しといてください」

Qプラスリポート「Ryukyufrogs 第10期生」

小嶺響平くん「落ちたからヘコヘコへこむ話じゃなくて、ここからどう行動できるかですよね。来年は絶対いけます!さっき言ったように絶対に越してやりますし」

合格した人。不合格だった人。確かに桜は散った。しかし、努力という名の花を咲かせたことは間違いありません。今回、選抜されたのは中学2年生から大学生まで6人。

不合格だった彼らの思いを背負い、今年8月、世界最先端のIT技術の街・シリコンバレー研修へ旅立ちます。