2018年2月22日 18時40分

2020の主役たち #7 濱崎達規 市民ランナー 東京五輪に挑む

2020年の東京オリンピックを目指す県内アスリートを紹介しています。きょうはマラソンでオリンピックを目指す市民ランナーの登場です。

2020の主役たち #7 濱崎達規 市民ランナー 東京五輪に挑む

濱崎達規選手「レースの1週間前なので、強度的にも一番レースに近い強度で」

この週末に出場する東京マラソンに向け、その走りにも熱が入る濱崎達規。去年の第33回NAHAマラソンで歴代2位の好タイムで初優勝を果たした。現在の濱崎選手の自己ベスト、2時間11分26秒は沖縄県記録となっている。

濱崎達規選手「良いメンタル状態で日々すごせているのが要因かなと思います」

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『はい、健康増進課・濱崎です』

濱崎選手は実業団には所属していない、いわゆる「市民ランナー」。日中は、南城市役所の健康増進課に勤務している。

濱崎さん「1人でも多くの人に特定検診を受けてもらおうということで、みんなで業務につとめている形です」

職場からの応援も熱く、横断幕も掲げられている

八幡恭光課長「2020年の東京オリンピックにも沖縄県を代表して出場してほしい。(Q:疲れてたり、眠そうだったりすることはないですか?)そういうのは全然ないです。芯が強いというか、ストレスを良い方向に変えられる彼の強みがあると思います」

2020の主役たち #7 濱崎達規 市民ランナー 東京五輪に挑む

午後5時半から6時頃に仕事が終わり、練習へと向かう。平日は仕事の前後、朝と夜の2回に分けて練習に取り組んでいる。

濱崎さん「身体的にはどうしてもきつさは出ちゃうんですけど、楽しさの方が勝っている感じです」

決して体力的には楽ではない生活も、結果が伴い始め、充実した日々を送れているという。しかし、ここに至るまでに大きな挫折を味わっていた。

陸上を始めたのは中学の頃。その後、高校・大学と力をつけ、県外の陸上の強豪・小森コーポレーションへと進み、着実に階段を上ってきた。しかし、そこから伸び悩んだ。

濱崎達規選手「(実業団時代は)ベストは出ない、だけどすごい悪いタイムではない。その期間が結構長く続いたので、それはつらかった」「2020年の東京オリンピックを見据えて、自分は果たして出られるのかと考えた時に、やっぱり自分はイメージができなくて。オリンピックに出られない陸上を続けるよりは、沖縄に帰った方がいいんじゃないかという形で」

濱崎選手は実業団を辞め、去年3月に沖縄へ。「逃げ帰ってきた」という意識も強く、競技を引退するつもりだった。

しかし、時間が経つにつれて、再び沸き起こってきた夢への思い

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濱崎達規選手「実際、こっちに帰ってきて、この自分の夢というところでは諦め切れなくて。一からという気持ちでスタートして」

市民ランナーとして、仕事との両立。それでも練習を続けてきた濱崎選手に転機が訪れた。

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去年12月、NAHAマラソンの2週間後に出場した防府読売マラソン。実業団時代の自己ベストを塗り替える2時間11分26秒を出し、沖縄県記録を樹立。

11分台は日本陸連から強化選手に指定され、海外の大会へ派遣されるなど、一気に世界への扉が開かれる。夢の舞台が再び目の前に現れ始めた。

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濱崎達規選手「一度は諦めた夢がそれがまた見えてきて、またこの自分の古里の地でオリンピックを目指してやっていこうという気持ちに今はなっています。どうオリンピックに向けてやっていかないといけないかというと道筋がしっかり見えてきたという気持ちはあります」

一度は見えなくなった夢の舞台。濱崎選手は今、その目にはっきりととらえ、再び走り出している

濱崎達規選手「沖縄の人たちの力を借りながら、オリンピックに向けて頑張っていきます。宜しくお願いします!がんばります!」

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