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日本サンゴ礁学会 白化で情報交換

サンゴの白化による、ことしの被害状況を取りまとめようと、12月2日、専門家らが情報交換を行いました。

日本サンゴ礁学会に合わせて開かれた会合には、研究者や漁業関係者、ダイビング業者らが出席。

ことし最も被害のあった石垣島の石西礁湖では、ほぼ全てにあたる97%が白化し、そのうちおよそ6割が死滅したことが報告されました。一方、鹿児島県の種子島付近まで白化が確認されたものの、全体的には、回復するケースが多く見られるということです。

そのほか、会合では、白化に強いサンゴの出現なども報告されたほか、更なる温暖化への懸念から移植にも積極的に取り組む必要性が指摘されました。

内容は総括され、学会のホームページで公開されます。