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名護市辺野古への新基地建設に向け、政府は17日、海底ボーリング調査のためのスパット台船を、海に設置するとみられています。

16日、辺野古沿岸部にはクレーンのそばにボーリング調査に使うとみられるスパット台船が置かれ、その横には台船に取り付けるとみられる4本の足が並べられるなど、作業が着々と進められていました。

キャンプシュワブのゲート前では連日、抗議行動が行われていて、16日にはおよそ300人が、新基地建設反対の声をあげていました。

宜野湾市から参加した女性は「普天間基地を移設するためというけれど、ここにも小学校や保育園、高専などがいっぱいある。それをまた押し付けるというのは絶対に許せない」と話していました。

政府はあす17日にスパット台船を海上に設置し、あさって18日にボーリング調査を始めるとみられています。