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沖縄から5000キロ以上離れた国スリランカからやってきた中学生たちが県庁を訪れました。

教育庁を訪れたのは、インドの南に位置する国、スリランカの中学生16人で、9月12日から文科省の国際交流事業として那覇市内でホームステイや学校での体験授業、渡嘉敷島で集団死の歴史を学ぶなど「命と平和」をテーマに交流を深めてきました。

スリランカの代表者は「将来のリーダーになる子どもたちにとって素晴らしいチャンス」とあいさつ。

諸見里教育長はスリランカも沖縄と戦争の痛みを同じ知っているとして、「平和な社会についてこの機会に考えてほしい」とエールを送っていました。

男の子は「友達は11人できました。楽しく過ごして、たくさん学びました」「帰国後もフェイスブックやスカイプで繋がっていたい」と話し、女の子は「沖縄の人たちは戦争でとても苦しんだことを学びました。出会った戦争体験者の中には話しながら泣き出す人もいて、心が震えました」「沖縄の戦争体験をスリランカの人たちに伝えていきたいな」と話しました。

代表団は、「ぜひ2014年以降も交流を続けたい」と話していました。