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戦争中日本軍の慰安婦として働かされた韓国人女性が、6月16日、那覇市で講演し「日本政府は、女性たちが強制的に慰安婦にされたことを、正式に認めるべきだ」と訴えました。

講演した李守山さんは15歳だった1944年、紡績工場の仕事だと騙されて旧満州に連れて行かれ、日本軍の慰安婦として働かされました。

李さんは逃げようとして捕まり、皮のベルトで殴られたり体に焼きごてをおしつけられ、今も全身に傷が残っていること、また、妊娠が発覚したため中絶手術を受けさせられ、子宮まで摘出された壮絶な体験を語りました。

主催者は被害者の話を聞いて、「日本の戦争責任を見つめ、これからの日本のあり方を考えてほしい」と話しています。