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健康食として全国的に注目を集める沖縄食ですが、そのなかで「イラブ汁」が人気となっていて、那覇市の食堂では仕込み作業に追われています。

中村裕記者は「大人気の『イラブ汁』。こちらの店では仕込み作業が行われています。17日だけでおよそ3ヵ月分の仕込みが行われということです」とリポートしました。

この店によりますと2011年ごろから、沖縄食材のなかでも好みが分かれるイラブを使った料理を注文する客が増えていて、特にイラブ汁は例年の3倍の注文だということです。

店では一日で例年の1.5倍の180キロ、およそ300匹のイラブを仕込んでいました。

がんじゅう堂の長堂店長は「多い日は10とか20とか出るようになっている。観光客の方もディープな沖縄料理が食べたい方が増えて、その辺でだいぶ増えてきている感じです。今までは、ヘビが気持ち悪いということで、薦めてもだいたい敬遠されていたんですが、今はお客さんのほうがどんどん注文する」と話します。

この店の話では最近では「イラブ汁」を出す店が少なくなっていて、沖縄の人にもよく出ているということです。