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北部に住む人々にとって切実な問題です。1日に北部市町村会などのメンバーが県庁を訪れ、北部地域へのドクターヘリの導入を要請しました。

金武町の儀武町長は「中南部地域との医療格差をなくし、安心して暮らせるように特段の配慮を賜りますよう要請いたします」と話していました。要請に訪れたのは、北部市町村会と北部市町村議会議長会のメンバーです。

本島北部では民間救急ヘリコプターのメッシュが、9月にも運行を休止することになっていて、救急医療体制が課題となっています。

要請に対して与世田副知事は、県の2機目のドクターヘリの先島への導入も検討されていることなどをあげ「主旨は理解した。救急医療協議会で検討したい」と答えました。

この他、県側は救急医療体制の強化やヘリの運用改善について説明するなど、ヘリ導入以前の問題点を提示。北部地区への新たなヘリの導入には、時間がかかりそうです。