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24日、名護市の畑にアメリカ軍のセスナ機が墜落した事故に対し、名護市議会が29日、抗議決議と意見書を全会一致で可決しました。

29日午前10時から開かれた名護市議会臨時議会で、軍事基地等対策特別委員会の渡具知武宏委員長は、「(今回の事故は)地域住民をも巻き込む大惨事につながりかねない状況であり、考えただけでも恐ろしい事故である。また、墜落する様子を目撃した近隣住民や子どもたちに与えた精神的影響は計り知れない」と訴えました。

そして審議の結果、事故を起こした嘉手納基地のカデナエアロクラブに所属する航空機の住民地域上空での飛行禁止や、日米地位協定の抜本的見直し、住民への説明などを求める抗議決議と意見書を全会一致で可決しました。議員らは29日、アメリカ軍、外務省沖縄事務所、沖縄防衛局などに抗議行動を行います。