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小学生対抗30人31脚、今日は名護市立瀬喜田小学校です。全校児童71人と小さな学校ですが、チームワークのよさで大会に挑みます。

きれいな海と山に囲まれた、名護市立瀬喜田小学校。全校児童は、71人、昼休みは、1年生から6年生まで、一緒になって遊びます。学年の間の距離が近い、とっても仲の良い学校です。しかし、30人以上で参加する「30人31脚」瀬喜田小学校は1学年の人数が10人前後、1クラスでは参加することができません。そこで、田原武命(たはらたけもり)先生は、合同チームで参加することを決めました!4年生から6年生中心でチームを作り、3年生も2人参加します。

一番高い子と低い子の身長差は、なんと30CM以上!肩を組むだけでも大変そうです。しかし、そこは、いつもの仲の良さでカバー!しかも、チームの中には、兄弟が6組もいるんです。チームワークは抜群!!だと思ったのですが、、、

末吉鈴歌さん「たたいてくる」末吉歌恋さん「たたいてはないけど、こんなやって、違うよ〜っていうことを、たたいてるっていう」Q教えてるんだ? 歌恋「うん!」

鈴歌ちゃん、まだ少し不満そうですが、歌恋お姉ちゃんと一緒にがんばろうね!兄弟だからこそ意見が食い違うこともありますが、そこは、やはり最上級生の6年生が、チームをまとめます。

山城祥平くん「低学年のところが遅かったら、自分のところも遅くしたり」

Q目標は?扇長寅泰くん「みんなが転ばないように心を一つにしてゴールをすることです」

しかし、田原先生には、一つ心配事がありました。

先生「小さい学校なので、30人で大きな大会にでるのはなかなかないと思いますので」

多くの人に注目され、カメラも向けられる、この大会、大舞台に慣れていない子ども達は、十分に力を出し切ることができないのではないか・・・ しかし、そんな先生の心配をよそに、カメラを初めてむけたこの日、

この日30人全員で初めて50Mに挑戦!

1分以内で完走することが目標、といっていた先生の予想を覆し、子ども達は何度も完走を果たして、タイムも13秒台・12秒台とどんどん更新してみせたのです。

先生「13秒・12秒台でれば、先生はもうおしえることはありません」「子ども達の調整力というか、力はすごいなあと」

Q逆に大舞台で力を発揮するのではないですか?

先生「その可能性はありますね、だから本番は明日でもいい感じです」「小さい学校でもやればできるということを他のチームにも見せたいなあと思っています」

国場大生くん「最後まで走り抜いて、低学年の3年生もちゃんとついてこれたから、大会でもこれができればいいなあって思った」

さらなる自信をつけた、瀬喜田小学校合同チームもしかしたら、大会のダークホースになるかもしれません!

めざせ、10秒台、がんばるぞ!おおー!!

明日は、那覇市立識名小学校です。