著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

ここからは、週刊首里城です。津田アナウンサーお願いします。はい。2019年の火災で焼失した首里城正殿。2022年から工事が始まり、復興への歩みを続け、来月、いよいよ一般公開が再開されます。

よみがえる首里城を思い、これまで多くのアーティストが曲を制作してきました。今回は、沖縄に伝わる「ある言葉」を題材にした曲が発表されました。

この曲に込められた思いとは――。

第44回 週刊首里城「あけもどろ」MV制作にかけた願い

大城さん「すべてがつながるべくしてつながってきたのがこの曲という感じ」

この曲は、首里城の復興を支えてくれたすべての人への「ありがとう」と、平和への願いを伝えたいと作られました。

大城さん「おもろさうしの素敵な言葉『あけもどろ』というのも、そこから頂いた言葉だったりとか」

沖縄で、日の出の美しい景色のことを指す「あけもどろ」。この言葉をタイトルに掲げ、楽曲の作詞作曲を手掛けたのが大城太郎さんです。

大城さんは、サルサバンド「カチンバ」のリーダーとして国内外で演奏をする傍ら、沖縄の歴史や文化をラテン音楽と融合させ、沖縄と世界をつなぐ活動を続けています。

大城さん「首里城が燃えて色々な方々が関わって手助けしている。県外の方も世界中の方も含めて、そういう人のために『ありがとうソング』を作ってほしいという依頼があった。色々な人の出会いがあって曲を作ってくださいと言われたので、じゃあ、このつながりを大事にしていきながら今の僕の中で作れる曲が1曲あるなと思った」

歌のテーマにしたのは「祈り」。

大城さんは、沖縄の歴史や神事から学んだこと、そして、首里城や久高島、識名園といった「祈り」が捧げられてきた場所を自ら訪ね、肌で感じたことを歌詞に込めました。

大城さん「祈りを中心にしてこの首里城に溜まったエネルギーを外に出してあげるというイメージ。この祈りが世界中に届いていくというのが今回の楽曲のテーマ」

第44回 週刊首里城「あけもどろ」MV制作にかけた願い

楽曲制作が進むにつれ、世代やジャンルを超えた多くの表現者が思いを寄せる中、大城さんがメインボーカルを託したのは、シンガーのrainさんでした。

大城さん「rainさんしか歌えないんじゃないかな彼女も沖縄の言葉、しまくとぅばとかすごく配信されている方なので」

ウチナーグチや沖縄の文化を大切に歌い続けてきたrainさん。首里城には、人一倍強い思い入れがありました。

rainさん「首里城を完成させるためにいろんな方々が力を尽くしてくれて、その方々に感謝を伝えたいという、その重い言葉に私は本当に胸を突き動かされた。このプロジェクトに参加するきっかけにもなったので、私も感謝の気持ちを持ちながら、首里城正殿の完成を待ちたいと思う」

「世界にこの曲を届けたい」という思いからミュージックビデオを制作することになり、クラウドファンディングで支援を呼びかけました。およそ180人が支援に参加し、集まった金額は 202万円あまりになりました!

第44回 週刊首里城「あけもどろ」MV制作にかけた願い

そして、なんと、きょうは!「あけもどろ」のボーカルを務めた、rain(レイン)さんにお越しいただきました。rainさん、よろしくお願いします!

rainさん「よろしくお願いします!」

スタジオの様子は動画でご確認を!

ありがとうございました!とても素敵な歌声でした。首里城正殿の完成まで、あと一ヶ月ほどとなりました。県民のみなさんも楽しみにしていると思います。

この「あけもどろ」を聞いて、より完成が待ち遠しくなったのではないでしょうか。

そして、こちらのミュージックビデオはYouTube「kachimba」チャンネルで見ることができますので、ぜひ検索してみてください。改めて、きょうはrainさん、ありがとうございました!以上、週間首里城でした。