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続いては、土地を売ったり、買ったりする時の目安となる「地価」についてです。今年も地価調査の結果が発表され、県内は住宅地と商業地ともに13年連続で上昇しました。

住宅需要や好調な観光が価格を押し上げる一方県全体の〝上昇幅〟は去年より縮小しています。

地価の調査は、今年7月1日時点における1平方メートルあたりの標準価格を判定するもので、前の年と同じ県内284地点が対象となりました。県内では、住宅地・商業地ともに2014年から上昇が続いていて、13年連続の上昇です。

令和8年県内地価調査結果/ビジネスキャッチー

県全体の上昇率は全国2位の伸び率でしたが、前の年と比べて伸び幅は縮小していました。住宅地は「5.3%」で去年より0.4ポイント下回り、商業地は「6.9%」で去年より0.2ポイント下回りました。

伸び幅の縮小は、建築費や物価の高騰に加えて、金利の上昇や人手不足などが影響したとみられています。住宅地が上昇した背景には持ち家の割合が低く、住宅を求める需要があるなか、木造戸建て住宅の普及や供給エリアの広がりなどがあげられています。

令和8年県内地価調査結果/ビジネスキャッチー

また、商業地については、好調な観光産業を背景に店舗への需要が高まっていることや、県内の消費需要が堅調に推移していることなどが地価を押し上げた要因とされています。

市町村別の動向を見ていくと「北谷町」では、住宅地の平均上昇率が県内で最も高く「11.7%」でした。去年の「9.1%」から2.6ポイント高くなっていて、県全体の平均上昇率の2倍以上と大きく上回る結果になりました。

令和8年県内地価調査結果/ビジネスキャッチー

BAN鑑定所の伴清敬代表「北谷町は今全国的に知名度の高いエリアになっていて」「移住や観光を含め 幅広い需要がみられ、上昇率としては高まっている形になっている」

商業地では「豊見城市」が最も高い上昇率となりました。特に、商業施設が立ち並ぶ〝豊崎〟は1平方メートルあたり28万9000円で去年と比べて2割以上、価格が上がっています。

令和8年県内地価調査結果/ビジネスキャッチー

BAN鑑定所の伴清敬代表「基本的には地元の県民の住宅需要の顕著さが続いているということがある」「他県に比べると若い世代が多い世帯分離も進んでいることで潜在的な持ち家の需要住宅地に対する需要というのは潜在的に高いものがあると考えている」

令和8年県内地価調査結果/ビジネスキャッチー

BAN鑑定所の不動産鑑定士 伴清敬代表は「県経済は地価にも影響し今後、県内の景気動向は拡大傾向にあるとみていて地価上昇も当面は続く見込み」だとしています。

好調を維持する県経済に支えられる形で、地価の上昇が続いているという話でしたね。県内で地価が一番高かった場所がどこなか、とても気になります。

當山美月記者「こちらは縦1メートル、横1メートルの実物大パネルです。先ほどVTRでお伝えした価格はこのパネル1枚分の広さに対するものです。商業地で最も高い那覇市松山1丁目の調査地点はこの広さで161万円です」

令和8年県内地価調査結果/ビジネスキャッチー

このパネル1枚分で161万円なんですね。

當山美月記者「はい。36年連続でトップとなり、2位の久茂地3丁目の調査地点と比べても76万円高くなっています。一方、住宅地のトップは那覇市牧志1丁目の調査地点で37万5000円です。去年から4万円上がり、泉崎や天久の調査地点を抜きました」

地価の上昇が暮らしや地域経済に今後どう影響するのか引き続き注目されています。