著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

慰霊の日を前に糸満市の平和祈念堂にある平和祈念像のほこりをはらう「浄め」が行われました。

平和祈念像は、戦争の犠牲になった人々の追悼と、恒久平和への願いの象徴として、県出身の芸術家の山田真山さんが、漆の技法を用いて制作したもので、高さは12メートル・幅8メートルになります。

慰霊の日を前に2026年6月10日、平和祈念堂では、普段、この場所を案内するバスガイドや県工芸振興センターのスタッフらおよそ30人が、像の「浄め」を行いました。

参加者らは、大きな像の全体を手作業で拭いていき、高い場所にも梯子を使ってのぼり丁寧にほこりを払っていました。

像の制作に携わる浦添市美術館・糸数政次館長は「戦後81年であり、まだまだ世界的に平和という感じではなくてどこかの国でも、まだ戦争を行っている。あんな悲惨な戦争を起こしてはならないということで、そういった気持ちで浄めている」と話しました。

平和祈念堂では、2026年6月13日に平和への願いなどをテーマにしたオーケストラと合唱コンサートが実施されるほか、6月22日の午後7時に全戦没者追悼式の前夜祭が行われます。