著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

いよいよ土曜日に開幕する夏の高校野球沖縄大会。その出場校を紹介する「めざせ甲子園」です。きょうは沖縄カトリックです。チームには台湾の留学生が7人在籍。言葉や文化の違いを乗り越え〝深めた絆〟がありました。

練習中、守備の確認でマウンドに集まる選手たち。

カトリック 饒乗豊 選手「二壘守在接球的時候不要只看一壘?者也要看三壘」(セカンドがボールを取る時、一塁走者だけを見るのではなく三塁走者も見る)「然後三壘?者?的時候三壘要喊、聽到之後?本壘」(三塁走者が走ったらサードが声を出す)

聞こえてきたのは台湾語!

学校は台湾の桃園市立光明中学校と姉妹校協定を結んでいて、3年生2人を含む7人の留学生が野球部に所属しているのです。

カトリック 饒秉豐(ラオ ピンフォン)選手「小学校の時に甲子園を見て」「一生懸命やっている姿がかっこよくて」「私も甲子園に挑戦したくて日本に来た」

めざせ甲子園! 沖縄カトリック 互いに歩み寄り「深めた絆」 めざせ甲子園! 沖縄カトリック 互いに歩み寄り「深めた絆」

カトリック 王翊恩(ワン イーエン)選手「日本の野球をやりたくて」「文化も学びたくて来た」

台湾の選手たちは日本の高校野球を学びたいと沖縄への留学を決意。しかし、はじめは言語や文化の壁が立ちはだかり、チーム内でコミュニケーションを取ることすら難しい状況でした。

カトリック 饒秉豐(ラオ ピンフォン)選手「最初は日本語ができず」「監督に言われたこともできず」「理解できなかったので」「練習中も焦ってプレーしていた」「それが一番きつかった」

カトリック 長濱温斗選手「(留学生は)最初は日本語が話せなかった」「翻訳機を使ってやっていて」「すぐにコミュニケーションが取れなかった」「集団行動の中で」「指示した時に」「日本メンバーは動けるが」「台湾メンバーがキョロキョロしていて」「(日本人だけなら)動けるものが」「パッと動けないので難しかった」「どうやって日本語が喋れない人に」「分かりやすく丁寧に説明するかを」「考えながらやっていた」

めざせ甲子園! 沖縄カトリック 互いに歩み寄り「深めた絆」

カトリック 宮平栄胤主将「言葉も通じないし」「伝えるのは大変だった」

言葉が通じないゆえに練習中の指示が理解できず、時間がかかってしまうそれぞれの動き。チームとしての難しさに直面しました。さらにチームメイトと通じ合えないもどかしさも。心の距離をなんとか縮めようと努力する台湾選手たちの姿がありました。

カトリック 長濱温斗選手「(留学生たちが)学校の休み時間に」「日本語検定の勉強をしたり」「分からないところを質問してきたり」「積極的に日本語で話そうとしていた」「台湾メンバーは日本語の勉強に加えて」「野球のことも知っていかないといけない」「2倍努力しているので尊敬できる」

めざせ甲子園! 沖縄カトリック 互いに歩み寄り「深めた絆」

カトリック 宮平栄胤主将「日本語検定に受かったり」「部活が終わって遅い時間からも」「勉強していたんだなと」

カトリック 饒秉豐(ラオ ピンフォン)選手「練習についていけなかったのが辛かった」「日本語の教材を買って」「休み時間に自分で日本語を勉強していた」

カトリック 王翊恩(ワン イーエン)選手「家に帰って勉強したり」「学校の休み時間に日本語を勉強した」

休み時間も、部活が終わった後も夜遅くまで勉強。台湾選手たちが頑張れたのはそれを支えるチームメイトがいたからでした。

めざせ甲子園! 沖縄カトリック 互いに歩み寄り「深めた絆」

カトリック 饒秉豐(ラオ ピンフォン)選手「授業中に先生が言ったことを」「ノートに書いて」「授業後に自分のところに来て」「説明してくれた」「練習中に言葉が分からない時」「体で表現してくれた」「みんなが自分を助けてくれるから」「頑張らないといけないと思った」

カトリック 長濱温斗選手「日本に来て頑張っているので」「自分たちがサポートしてあげないと」「孤立してしまうと1番良くない」「しっかりコミュニケーションを取って」「やっていきたい思いがあった」「話しかけた時も」「自分の持っている日本語でしっかり返してくれる」「サポートしたくなる」

めざせ甲子園! 沖縄カトリック 互いに歩み寄り「深めた絆」

互いの姿が心を動かし歩み寄ることでともに「違いの壁」を乗り越えてきた選手たち。日本語が理解できなかった2人も今では監督やチームの指示を後輩たちに通訳。チームの中心として選手たちを引っ張るまでに成長しました。

カトリック 饒秉豐(ラオ ピンフォン)選手「1年生の時は」「自分が思ったことも言えなかった」「今はチームで気づいたことを」「どんどん言えるようになった」

カトリック 長濱温斗選手「今は3年生のラオとワンが」「自分の口でしっかり意見を言えていて」「多様なミーティングができるので助かっている」「今は留学生の後輩にしっかり説明して」「チームを引っ張ってくれている」「とてもすごいと思う」

カトリック 宮平栄胤主将「台湾から日本に来て」「文化や生活も違うはずなのに」「野球も学校も頑張って」「簡単にはできないことなので」「すごいと思う」

めざせ甲子園! 沖縄カトリック 互いに歩み寄り「深めた絆」

台湾選手の2人にはこれまで支えてくれたチームメイトへの感謝の思いがありました。

カトリック 王翊恩(ワン イーエン)選手「3年生たちがいないと」「自分もラオもこんなに成長していなかったと思う」「本当にありがたい」「3年生の人たちは大切な友達」

めざせ甲子園! 沖縄カトリック 互いに歩み寄り「深めた絆」 めざせ甲子園! 沖縄カトリック 互いに歩み寄り「深めた絆」

カトリック 饒秉豐(ラオ ピンフォン)選手「日本に来て1人だけじゃなくて」「みんなが自分を支えてくれた」「チームメイトの保護者が」「けがをした時に病院に連れて行ってくれた」「当たり前のことじゃなくて」「みんな心から自分を支えてくれている」「感謝の気持ち」

他のチームにはない難しさや壁を乗り越えたからこそ深まった絆。それはプレーでも生かされるように。

カトリック 長濱温斗選手「集団としての団結力が強い」

カトリック 宮平栄胤 主将「人にちゃんと伝える力が」「成長している」

培った強い結束力で学校史上最高成績をめざします!

カトリック 饒秉豐(ラオ ピンフォン)選手「沖縄カトリックのベスト記録を作りたい」「自分がチームを引っ張りたい」

カトリック 長濱温斗 選手「最後まで悔いのないプレーをしたい」

カトリック 王翊恩(ワン イーエン)選手「目標はベスト4」「チームのために」「勝ちに行くプレーをしたい」」

カトリック 宮平栄胤 主将「支えてくれた人に恩返しできるプレーをして」「最後は笑って終わりたい」「ベスト4に入る」

集合「チバっていくぞ! オー!」

めざせ甲子園! 沖縄カトリック 互いに歩み寄り「深めた絆」

QABでは今年も開幕日の13日から毎週土曜日の午後4時から「速報めざせ甲子園!」を放送します。熱戦の行方に注目して下さい!

めざせ甲子園、あすは糸満です。