沖縄地方を暴風域に巻き込んだ台風6号。一夜明け、各地の被害状況も徐々に明らかになってきました。
伊江村では6月2日、停電の復旧作業をしていた男性が感電し、心肺停止の状態で病院へ搬送されるなど、二次被害も出ています。
台風6号は沖縄本島地方を約17時間にわたり暴風域に巻き込みながら北上し、うるま市宮城島では6月としては最大値となる最大瞬間風速40.6mを観測しました。
沖縄電力によりますとこの台風の影響により県内では最大約3万1350戸の停電被害が確認されていて、2日午後5時半現在で、県内全域で約5460戸が停電しています。
濱元晋一郎記者「私の身長の4倍ほどはある大きな木が根元から倒れ、鉄製の駐車場の柵が壊れてしまっています」
強風の影響により、県内各地で街路樹がなぎ倒され、歩道を塞ぐなどの被害が出ました。
駐車場の管理者「先週(柵を)直したばっかりだったので、ここまで被害が大きくなるとは思ってはいなかったので、今後ちょっと那覇市さんとか警察に連絡をして対応をとっていければなと思っていますね」
また、宜野湾市役所では1日午前10時ごろ強風により木が倒れ、庁舎の窓ガラス4枚が割れる被害が出ています。
影響は交通機関でも続いています。1日終日閉館していた那覇空港は午前6時から開館し、空の便では航空各社も2日午前10時ごろから一部を除いて順次運行を再開。海の便は泊港で、本島と離島を結ぶフェリーが2日も全便欠航となっています。
県は2日、県災害対策本部会議を開き、台風の影響による被害などを確認。
県によりますと、沖縄市では、50代の女性が突風にあおられて転倒し頭を打って病院に搬送されるなど、けがをした人は少なくとも16人にのぼるということです。
また、会議では2日午前9時ごろ、伊江村で停電対応にあたっていた社員が感電したことが明らかに。
県警や伊江村などによりますと、沖縄電力の関連会社に勤める40代の男性社員が左手に火傷を負い30代の男性社員が心肺停止の状態で診療所に搬送されたということです。現在は意識不明の重体です。
県内に大きな爪痕を残した台風6号今後、農林水産業への被害状況も明らかになる予定です。
