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沖縄と台湾の相互理解や連帯の可能性を探るシンポジウムが15日に那覇市で開かれました。このシンポジウムは、台湾有事を念頭に進められる自衛隊配備や住民避難計画などを踏まえともに、有事の「前線」とされる沖縄と台湾の関係性について考えようと、民間放送の労働組合でつくる民放労連などが主催したものです。

台湾の近現代史に詳しい京都大学の駒込武教授と石垣島で自衛隊配備の賛否を問う住民投票の実施を求める活動をしてきた宮良麻奈美さんが登壇し、沖縄と台湾の歴史や今後の両者の関係などについて意見が交わされました。

駒込武教授は「与那国島・石垣島それぞれの住民の意向を押し切ってあるいは踏みにじって軍事化されている現状は絶対に許してはならないし批判し続けなくてはならない」と話していました。また、宮良麻奈美さんは日本国憲法に地方自治が盛り込まれた経緯が「地方が国の末端として戦争に利用された過去があったからだ」という考えに触れ、少数者や地方の住民など中央から離れた人々の自己決定の実現が平和な社会の継続には重要だと強調しました。