県政の継続か?それとも刷新か?ことし9月に投開票が予定されている県知事選挙。おととい、現職が3期目を目指して出馬を表明しました。県知事選には、これまでに、前の那覇副市長など新人2人が立候補を表明しています。
玉城デニー知事「私自身から3期目の出馬を正式に表明いたします」
おととい現職の玉城知事がことし9月の知事選挙に出馬することを公式に表明しました。
玉城知事、2009年から4期議員活動をつづけ、2018年には亡くなった翁長前知事の後継として、辺野古新基地建設反対などを訴えて知事選に臨み初当選、現在は2期目です。
山内末子県議「平和で豊かな沖縄の実現に向け、秋の県知事選挙において貴殿の出馬を要請いたします」
ことし1月に玉城知事を支える政党や会派は、県政運営でのリーダーシップや福祉政策などを踏まえ、3期目の出馬を要請、その意向を受ける形になりました。
出馬会見で玉城知事は、2024年度の県税収入が1997億円と過去最高となったことや、任期中の子どもの貧困率が29.9%から20.2%に改善したことなどの実績を示しながら、県内経済・県民所得向上の取り組みを進めていきたいとしました。
玉城デニー知事「さらに沖縄県政を発展させ、沖縄が真に豊かさを実感できる島にしていくための、あらゆる施策をくまなく自分から声を聞きに現場に出向いていって、それを丁寧に探って行き、そのために県庁や市町村でどのような協力体制を作って取り組んでいくかということを改めて示していく」
また「辺野古新基地建設」については、選挙の争点のひとつになりえると述べました。
玉城デニー知事「私は辺野古の新基地建設は反対と原点である、普天間基地の1日も早い危険性の除去について、沖縄県と政府が向き合って向かい合って対話による解決を求めてほしいというように求めているということは、おそらく相手候補との違いになるのではないかと考えています」
古謝玄太さん「これから(知事選挙に向けて)4か月半にわたって、全力疾走で真っ先にテープをきるべく頑張ってまいりたいと思いますので」
一方、新人として県知事選に挑むのが、那覇市の前の副市長の古謝玄太さんです。総務省や民間企業に勤務後、2022年の参院選に立候補しましたが、相手候補に2888票差で落選、その後那覇市の副市長に就任します。
今回はこれまでの経験と人脈を活かし、42歳という若さと行動力をアピールして選挙に臨みます。
自民党県連 西銘恒三郎代表「とにかく県政奪還、古謝玄太」
古謝さんを支持する自民党県連は、おととい行われた県連大会で総力を結集して応援していくと表明しました。先月の出馬会見で古謝さんは、沖縄を「まもる・ひらく・つなぐ」という3つの柱を有権者に訴えていくと話しています。
古謝玄太さん「いまの制度や予算を使い倒す、いまの制度が不十分であるのであれば、より良い制度や社会に変えていく。明日に希望が持てる沖縄の将来ビジョンを描き、実現することがいまの沖縄には必要です」
また、経済政策については国と連携して物価高対策を講じるべきとしつつ、観光産業により付加価値をつけていくことや、健康・環境・海洋・航空宇宙・スタートアップなど沖縄の魅力を活かした新たな産業を育てていきたいとしています。
古謝玄太さん「日本一若者が挑戦できる場所、世界一の技術が集まった島。女性も子どもも高齢者も活躍できる社会、そして誰もがここで生きていきたいと思える場所、私はその沖縄を必ず実現します、やりきってみせます」
県知事選挙では、農業従事者で会社代表の木下隆政さんも出馬を表明しています。
現状では、3期目を目指す現職に2人の新人が挑む形になっています。県知事選は、8月27日告示、9月13日投開票です。
今後、QABでは各候補者が掲げる政策や公約などをお伝えしていきます。
