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渡り鳥の経路を調べるために取り付けられたGPSが絡まり、衰弱した様子で見つかったクロツラヘラサギが治療を終え12日豊見城市から放鳥されました。

保護団体「クロツラヘラサギネットワーク沖縄」によりますと、このクロツラヘラサギは3月26日、豊見城市与根で保護された韓国から渡ってきた個体です。

背中には渡り経路を調査するGPS装置が取り付けられていて、設置のためにつけられたハーネスにくちばしが絡まった状態で発見されました。このため、何も食べられず、保護したときには著しい低血糖と衰弱が見られていたということです。

その後、動物病院で治療を受け、2週間あまりの療養ののちに回復し12日放鳥されました。かごの外を出た後は、干潟をのんびりと歩く様子が見られました。

元気になった姿を見たクロツラヘラサギネットワーク沖縄の山城正邦代表は「優雅に歩いていてかっこいいなと思います。あそこ(奥)に仲間が2羽見守っていたので、おそらく合流するんじゃないかと思っています(2羽は)あっちでね、寝たふりして見ていました。ハハハハ」と話していました。

クロツラヘラサギは今後、九州を経由し繁殖地の韓国へ帰っていくと見られます。保護団体は、県内の研究所を通じてGPSの取り付け位置を足にするなどの提案を韓国の研究者にしていく予定です。