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名護市辺野古沖で船が転覆し高校生ら2人が死亡した事故で、2026年3月24日に学校側による保護者説明会が開かれ、亡くなった生徒の親が、憤りをあらわにしました。

2026年3月16日、名護市辺野古沖で「平和丸」と「不屈」の2隻の船が転覆し、乗船していた女子高生と船長の2人が死亡、14人がけがをしました。

2026年3月24日の夜、京都府の同志社国際高校が、修学旅行に参加した2年生の保護者150人を対象に説明会を開き、冒頭、校長が保護者に改めて謝罪し事故後の状況や学校の対応について説明しました。

関係者によりますと、説明会の中で亡くなった女子高生の母親が「当日、船を見て18人の生徒の命を預けるに値すると誰が判断したのか。どんな根拠で海岸から離れたところで待機していたのか」と涙ながらに批判しました。

また、船の運航団体の記者会見を受けて「あのような人たちに娘の命を預けたかと思うと憤りが収まりません」と話しました。

参加した保護者の男性は「なんでこの牧師さん(不屈の船長)を信用して使うことになったのかという話は、みんなされていました。やっぱりもうちょっと責任を持つべきだったんだろうなと。あまりにも丸投げ状態だったように思います。旅行に関してね」と話しました。

参加した保護者の女性は、記者から「学校側からの説明に納得しているか」という質問に「納得されてないと思います。皆さん質問された方も含めて私たちが聞きたいことが答えられてないという意見で多分一致している。なので学校側は私たちが欲しい答えを今日くれたかというと、そうではありません」と話しました。

説明会は、およそ4時間行われ、終了後に校長が報道陣の取材に応じ、保護者から、乗る船が抗議に使われる船だと説明がなかったこと、引率の教師が乗っていなかったことへの指摘が多く挙がったことを明らかにしました。

学校では、今後、第三者委員会を立ち上げ、事故原因の究明や安全管理意識の徹底をしていくということです。今回、研修旅行の行程を管理していた旅行会社が2026年3月24日、ウェブ上で謝罪文を掲載しました。

そのなかで、事故発生後に緊急対策本部を立ち上げて対応に当たっていたこと、旅行全体の行程を管理する立場として適切な助言や、注意喚起を行うなど万全を期すことができなかったと説明しました。

海上保安庁は、2026年3月25日午前、「不屈」の船長の自宅を家宅捜索を行っていて事故原因の究明に向けた捜査を続けています。